某不動産ポータルサイトのコラム執筆者が書きそうなタイトルですみません。ちょっと欲出してPVが増えたらいいなあという下心です。
さて、もったいぶらずに結論を書きますと、ムッキーには気を付けろ!ってことです。ムクちゃんですよ。ムクドリの巣を甘く見るとエライ目に合わされますよ!という情報提供です。
最近我が家の庭に椋鳥のツガイがよく来ておりまして、一昨年、サグラダ物件を購入したばかりの年に、椋鳥にはひどい目に遭わされていたので、チンシャクニンオーヤの心中にはアラートが鳴り響いておりました。うちを狙っていたらどうしよう(;´・ω・)汗汗
庭に居ると奴らも警戒してすぐに飛び去ってしまうので、2階の子供部屋のカーテンの隙間からこっそり様子をうかがっていると、雄らしき個体が近くの家の屋根の上か、あるいは電線の上にとまって周囲を警戒している様子が見えました。
すると雌と思われる個体が木の枝か草の切れ端を咥えて隣の家の屋根にとまりました。
そのままじっと観察していると、雄が近くに飛んできて、隣の家の屋根の上で2羽の椋鳥はしきりに周囲を警戒していました。
雄が周囲を警戒したまま、雌はちょんと飛び降りて、一階の雨どいにとまり、すこし羽ばたいてその裏の軒天に消えました。
あっ!あそこに巣作りよった!
急いでチンシャクニンオーヤは一階におりて庭に出ると、隣の家の軒天を見上げました。
するとそこには、劣化してべニヤ板が破れたところに、椋鳥が好きそうなサイズの穴が開いていました。
今、まさにムクちゃん達は愛するベイビー達の快適なベッドを建設するために、せっせ、せっせと、ゴミ…失礼、木の枝やら草やらを軒天の穴に運び込んでいる最中なのでした。
親切な(自分で言うか?)チンシャクニンオーヤは、隣の家のピンポンを押して、インターホンに出た人に、椋鳥が巣を作っていて、卵を産まれると大変だから早めに駆除した方がいい旨伝えました。
しかし、隣人は事態の深刻さを解っているのかいないのか、「はあ、どうも」みたいな生返事で、結局その後も今日にいたるまで何も対処していないようです。今朝もムクちゃん夫婦がせっせとゴミを運び込んでおりました。
椋鳥に巣を作られて卵を産まれると、法的には撤去することができません。確か、鳥獣保護法かなんかです。ですから、卵を産みつけられる前が勝負です。まだ巣を作り始めた段階で、穴を塞ぐなり、持ち込まれたゴミを撤去するなりすればよいわけですが、営巣されてしまうと法律により手出しができなくなります。無理に巣を壊せば、厳密に言えば犯罪という事になります。
なかには、ヤミで巣の撤去をしてくれる業者もあるという噂を聞いたことがありますが、本当かどうか定かではありません。私の相談した業者は皆、「できません」とのことでした。
という訳で、サグラダを買った年の春にチンシャクニンオーヤが気付いた時には、既に2階の戸袋から愛らしい雛の鳴き声がピーチクパーチク聞こえており、無事巣立っていただくまで待つしかなかったのであります。
この椋鳥の巣は、大量のゴミが詰め込まれていて、ゴミの重みで戸袋の下部が膨らんできて、板が外れる等の被害が生じます。とにかく狭い空間にすごい量のゴミを詰め込んできます。
さらに、困るのは椋鳥の親の鳴き声です。はっきり言って騒音です。というか不気味。黄昏時にあのギヤーギヤーという恐ろし気な声を聞くとホラーな感じの不吉な感じがします。
リフォーム工事中は、あちこちで作業するので、巣に手出しするつもりはなくても、巣の近くで色々作業しなくてはならないことも多々あります。すると、親は警戒と威嚇のためか、あの不吉な鳴き声をものすごい大きな声でギィエアーギャーギャーと叫びたてます。もう、うんざり。
ようやく雛様方がお巣立ちになられて巣が空っぽになってくれると、ヤレヤレという感じでほっとします。
しかーし!
本当の恐怖はこれからです。
身の毛もよだつ恐怖体験をお話しましょう。
ムクドリは、一度巣を作った場所への執着がすごくて、次の年もそこへ来ます。というか、春先と初夏の2回くらい繁殖するので、春の雛たちが巣立ったらすぐにでも、巣を撤去清掃して入口になる隙間ないしは穴を塞いでしまう必要があります。
チンシャクニンオーヤも春の雛たちの巣立ちを待って、さあ、掃除するぞ!と巣に近づきました。
巣の入り口は、雨戸の戸袋に手を入れて雨戸を引き出すために少し隙間が広がっている部分なのですが、そこへ、手を近付けた時です!!
巣の中から白いジュータンのようなものが湧き出してきました。
チンシャクニンオーヤの手の体温を感じたのか、皮膚からの二酸化炭素を検知したのか解りませんが、とにかく、白いじゅうたんのようなものが波のようにこちらに向かってきます。
その白いじゅうたんのようなものをよく見ると、大量の小さな白い粒の集まりです。その小さな白い粒一つ一つに小さな足があり、それがワサワサと動いてこちらに向かって近づいてきます。
ひぃぃいー!
チンシャクニンオーヤは悲鳴を上げて逃げ出しました。
後でネットで調べると、それは
トリサシダニというダニでした。
雛たちがいる間、雛たちの血を吸ってどんどん、どんどん、巣の中に増えていたダニたちが、雛が巣立ってしまって、血を吸う相手が居なくなり飢餓状態に陥ります。そこへ、のこのこと人間がやってくれば、血に飢えたダニの餌食となります。
これも、ネット情報ですが、刺されると猛烈にかゆいらしいです。こいつら当然小さな隙間から家の中にも入ってきます。
ムクドリおそるべし。シャレになりません。
その後チンシャクニンオーヤがどうしたかというと、ダニアースを買ってきてまずは噴射です。窓枠周囲には、ダニの忌避剤を塗りたくって室内への侵入を防ぎました。
数日にわたって複数回ダニアース攻撃を行ったあと、ハイターのスプレーで除菌しました。ダニ以外にも、嫌な病原菌が蔓延しているおそれがあるからです。
そのあと、傷んだ戸袋の板を外し、中に詰め込まれた大量のゴミクズを掻き出して清掃し、板を打ち直して、巣の出入り口にされた穴を塞ぎました。
もう二度とこの作業はしたくないです。
と思っていたら、昨日さっそく、サグラダ2号の戸袋にムクちゃん夫妻が小枝を咥えて出入りしているのを発見、すぐに戸袋を確認すると、「よかったーまだ卵産まれてない」すぐに出入り口を塞ぎました。
とにかく、巣を作られて卵産まれたら、法律で保護されるわ、ダニは湧かすわ、戸袋壊すわ、ゴミ詰め込むわ、やられたほうはひどい目に遭わされます。椋鳥には要注意です。
郊外の戸建物件をお持ちの大家さんは椋鳥に気を付けましょう。入居者が居ても、共働きとかで留守がちだと、やられることがあります。