玄関工事です。
大工さんが柱を抜いて、上がり框を付けてくれました。その続きです。

先月中旬ですが、大工さんに上がり框の取付工事をお願いしたときに、ちょうど邪魔になるところにあった柱を、いとも簡単に、「これ梁で補強したら抜けるから抜いてあげるよ」っておっしゃったのでお願いしました。
その柱には二階の重みを支える太い梁が乗っていて、自分ではこれは抜けないと思って諦めていたので、大変ありがたい話です。
で、その柱を抜いて、その柱の両側の柱に新たに3寸5分の材をダブルにしてボルト止めした梁を保持させる形になりました。
という事は、その二本の柱の重要性が増した訳です。また、玄関を拡げるために土台も切りましたので、やはり耐震強度の不安もありました。そこで、柱周辺をがっちり金物で固めることにしました。

新たに梁も取り付けました。

抜いてもらった柱を切って新しい梁にしました。

さて、この写真なんだと思いますか?
これ、玄関の工事のため壁を剥がしたら出てきたものですが、土台のアンカーにナットが入っていません。
そもそもアンカーの長さが足りなくて土台を削らないとナットがはまりませんが、40年前にこの家建てた大工さんは、それが面倒で手抜きしたようです。
実は、アンカーにナットがはまっていなくて土台が固定されていないところはこの家で2か所目です。一か所目は勝手口をトイレに改装したときに剥がした壁裏の土台で見つけました。
今回は上がり框をお願いした大工さんが、これを発見しました。大工さん的にも、ここを手抜きするなんて考えられない箇所で、40年前に建てた大工さんに呆れていました。まあ、おおらかな時代だったんですね。高度経済成長期で日本中イケイケドンドンだったのでしょう。うらやましい限りです。
で、大工さんの仕事も終わって、再び自分ひとりになりましたので、呆れていても家は良くならないので、ナットをはめることにしました。

まず、マルチツールで削れるところは削ってしまいます。

マルチツールで刃がアンカーに当たって削れないところはノミで削りました。

座金がピッタリ。

アンカーの表面が錆でボロボロになっていたので、サラエダイスでネジを切りなおしました。

ばっちり固定できました。
この家、こんなにアンカーがはまってなくて、よく東日本大震災を耐えましたね。

大工さんがはめてくれた梁をホゾパイプで柱に固定しました。

ホゾパイプは横からドリフトピンで留めてます。

梁を反対側の柱にホゾパイプで固定するのには、少々手間がかかりました。


柱自体が隣の和室との壁に埋まっているので、ホゾ加工のためには壁を壊す必要があります。マルチツールで壁をくりぬきました。

和室側から見ると大穴が開いてしまいました。

ホゾパイプを通す穴を加工中。これは和室の押入れに入っての作業です。

次は土間コン打ちの準備です。
大工さんが切ってガラ袋に入れて行った土台の廃材でドンドン地面を突き固めました。

赤線は水平の基準線にするためにレーザー墨出し器で水平ラインを引いて、赤い色鉛筆で墨付けしたものです。既存玄関土間のタイルのレベルが、基準線からマイナス45㎜なので、そこまでコンクリで埋めます。

上の赤いラインが水平の基準線、黄色の養生テープが土間のラインです。土間コンで埋める部分の一番玄関ドア側を既存のタイルのレベルに合わせ、家の奥に行くほど上がるように水勾配を付けました。
上がり框側で20㎜、外壁側で15㎜上がるように勾配を付けて養生テープでコンクリ表面のラインを示しました。

レーキを買うと高いのでトンボを自作しました。持ち手を斜めに取り付けるため角材を削ったのですが、当初、中華製の10個でなんぼの安物の木工用マルチツール替え刃で彫ろうとしたのですが、うるさいばかりでちっとも歯が進みません。
やはり安物の中華替え刃は、Facebookの知り合いのS尾さん曰く「釘あるかもしれない所の突撃部隊」ですね。そこで、S尾さんおススメのBOSCH純正スターロックの替え刃、1枚で中華10枚分くらいするんですけど、使ってみました。

こんな感じでトンボ完成。
明日は砕石を入れるかな。