便所新設工事14(13から修正)

便所新設工事14になりました。床を貼るための根太を施工しました。

そもそもとしては、元々の間取りが単独浄化槽に繋がった便所が他の排水系統と離れて玄関にあったことが問題でした。台所、洗面、風呂の雑排水は浄化槽とは別の巨大な浸透桝で直で土中に処理される配管となっておりました。

この度本下水に接続するにあたり、台所、洗面所、洗濯機(新設)、風呂の雑排水系統から一本で直線的に公共桝に持ってこれる配置になっており、そのラインに便所を配置することで排水系統がすっきりと一本に統一されるというメリットがありました。

また、間取り的にも玄関入っていきなり便所があるのも来客を考えれば好ましくなく、また居間の生活スペースからわざわざ玄関まで用を足しに行くというのも生活動線としてどうかと思われたので、便所を新設することにしたわけです。

風呂洗濯機洗面所の横に便所を設置するために、台所の勝手口を潰して勝手口から1尺5寸外に張り出す形で増築を行って便所としました。そのため、台所の真横に便所が出来る事になりました。

配置上ここしか場所がないとは言え、台所で便所の音が聞こえるのも生活上よろしくないので、便所を防音仕様としました。

排水管には断熱シートを流用した吸音材と遮音シートを巻き付け、更にその側方の台所側の壁には遮音シート、断熱材を施工、更に、床材を貼る前に根太下に遮音シートを貼り、排水管の通る増築部分と元々の建屋との間に新たに設置した土台から床下地面に向けても遮音シートを貼りました。

遮音シートの上に根太を渡して固定しました。

排水管の周囲は後日便器のフランジを固定するための下地を設置しました。また、元々勝手口の土間だった部分に根太を新設しました。

また、勝手口横からキッチンへ延びる根太がシロアリに喰われてスカスカになっていたので、根太を新設して古い根太に抱かせて補強しました。

古い根太には設備屋が前に来た時に台所の排水管を固定していたので、根太を取り替えず補強を抱かせる方法を採りました。

シロアリも、こうして半スケルトンにしてやられたところを全部取り替えたり補強したりすれば、特に怖い物ではありません。5年保証の防蟻薬を施工したので、しばらく出てこないでしょう。

今回根太の設置には、二通りのやり方をしました。

奥の排水管周りについては土台の上に色々と木材が乗っているので、側面から根太掛けを設置しました。土台側面にビス打ちで根太掛けを固定したのち、90㎜のCN釘2本で固定しました。横方向の剪断力にはビスは脆く、釘は粘ってくれます。

勝手口土間に根太を新設する部分については、ちょうど根太掛けが土台から根太を浮かす高さ28㎜と同サイズの角材を土台上面に土台に平行に設置し、その上に根太を置く形としました。

また、根太の施工中に気付いたのですが、新設する根太の近くに新築時のアンカーが出ていて、座金がはまっているのですが、よくよく見るとナットが入っていない!!

なんじゃそりゃ。アンカーの意味が全くありません。このままでは地震の時に基礎から土台が浮いてしまいます。しょうがないので手持ちの12㎜のナットをねじ込んでおきました。

この家が建った頃は高度経済成長期で家が足らず、大工が休みも無く家を建て続けていたと聞きますので、こういう手抜きが横行するのでしょうね。

いい加減な時代だなあと思う反面、そんな景気の良さがうらやましいですね。

コメント (2)
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  2. ヤーコン より:

    便所新設工事の思想も含めて全貌が分かりました。大規模で素晴らしい内容です。確かにこの方法であれば、シロアリも怖くありませんね!

    1. 賃借人大家 より:

      ありがとうございます。賃貸経営の事や不動産投資という事を考えれば、普通は便所を移設などしませんよね。色々な配慮工夫も入居者も気付かない人は気付かないでしょうし。でも、退去した人が次にどこかの賃貸に入居して、「前の家って実はすごく快適だったんだ」って気付いてくれればいいかなあ。

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