ヒートガンによる攻撃の翌日、アパートの部屋へ入ってみると・・・
なんと、部屋の臭いがしません。押入れに行って臭いを嗅いでも臭いません。
やった!
さすがに猫ション大魔王本丸のボードに鼻を近付けると、あの強烈な臭いが相変わらずの勢力で臭っていますが、明らかに部屋の中に蒸散しているにおい成分の量が減っているように感じます。
この作戦は繰り返せば確実に猫ション大魔王の力を削ぐことができると確信が持てました。
そこで、翌日、翌々日とヒートガンによる焦土作戦を敢行しました。
その結果ボード表面からはほぼ臭いは消えました。
しかし、それで素直に負けを認める猫ション大魔王ではありませんでした。
ボードと床の境目の巾木の裏にしみ込んだ猫ションからの臭いがどうしても取れません。そこで巾木を一旦外すことにしました。
巾木は例によってスクリュー釘で強固に床板に打ち付けてあります。今回は外した巾木を再利用するつもりでしたので、表面に傷をつけぬよう気を付けて小さめのバールで丁寧にこじって外しました。
外した巾木の裏面と、巾木に隠れていたボード下部及び床板のボードとの境界部に向けてヒートガン攻撃再開です。
猫ション大魔王最後の抵抗はなかなかしつこかった。
長年かけて、じっくりとしみ込んだ猫ションは、ボードや床板の奥深くまで浸透しているようで、簡単には消えてくれません。
しかし、この辺が潮時でしょう。現実問題としては、既に余程鼻を近付けないと臭いに気付かないくらいになっています。完璧に臭いを退治できなかったところは、最後はごまかし技を使って乗り切ることにしました。
ごまかし技としては、塗装で上から塗料の塗膜で臭いの出口を塞いでしまう方法です。
これまでの闘いによって、猫ション大魔王の勢力圏はかなり狭い範囲に押し込むことができました。その部分は、ちょうど巾木によって隠れるくらいでしたので、そこに白いペンキを塗ってしまい、巾木も白に塗ることで多少ペンキのはみ出た部分も違和感なく収めることができました。
これにて猫ションとの闘いは終了。入居者様をお迎えする準備が整いました。