最近ちょっと停滞気味のサグラダ1号。
リフォームについて振り返って見ます。
いやあ、恥ずかしながら反省点が多いです。初めての築古戸建再生で、そもそも、甘く見ていました。そのため、後になってみれば、工事の順番を間違えたなって反省が多数あり。
最初に取り掛かったのは、外壁塗装で、これはアパート1号の外壁塗装をお願いした職人さんに依頼しました。(アパート1号の方は前オーナーさんが26年間まったく外壁の手入れをしないままだったのを、購入後すぐに塗装しました。)
その時の一人親方の職人さんが非常に人柄も腕もいい人だったので、さっそく戸建の方もお任せすることにしたのですが、結果から言えば、内装を先にやって後から外壁に手を付けるべきでした。
まず、外壁の痛んでいるところや、前のオーナーさんが中途半端に内側だけ壁に埋めた勝手口?のドアに外から合板貼って平らにしたり、軒天の敗れているところをベニヤで直しました。
塗装屋さんが組んだ足場を使わせてもらって、おっかなびっくり二階の軒天の敗れているところを採寸してベニヤ板を丸鋸でカットし、インパクトでビス打ちしていくのですが、2階の屋根の高さの足場って怖いですね。
塗装屋さんは結構なお年を召しているのですが、忍者のように軽やかに足場を縦横無尽に動き回って素早く塗装をしていきますが、私がおっかなびっくりもたもた軒天を直すので、私が直し終わるまで軒天の塗装が出来ず、仕事を待たせてしましました。次は、各種大工仕事を終わらせてから塗装屋さんに依頼せねばと反省です。
和室のリフォーム
和室はかなり荒れていました。前オーナーさんの時に子だくさんの家族に貸していたそうで、子供部屋として使われていたようですが聚楽壁のあちこちが無残に剥がれ、凹みやでかい穴もあり、柱にはセカンドラブの頃の中森明菜のステッカーが貼ってある等、過ぎ去った時代を思い起こさせる築古物件の趣全開です。
築古物件をやる方がまず皆一様に悩むのが、この聚楽壁、あるいは砂壁を「どけんかせんといかん」ということです。
スクレーパーで地道にコツコツはがしてきれいにされる方もいます。砂壁シーラーをスプレーして固める方、さらにそれを安く上げるために木工用ボンドを薄めて砂壁シーラーのスプレーの代りにされる方もいます。シーラーで固めた後はペイントですね。
私がどうしたかというと、やはり最初はネットでDIY系大家さんのブログなんかを参考にしてシーラーをスプレーしはじめたのですが、なんかやってるうちに埒が明かない気がしてきまして、挫折。そこで、ベニヤ板を貼ってしまうことにしました。
ところが、真壁のまま柱を活かしてやろうとしたため、柱で囲まれた壁部分にぴったりのサイズに板を切り出す必要がある訳ですが、これが難しい。何故なら築古なので、歪みが出ていて、壁は長方形ではないんですね。上と下で微妙に㎜単位でずれてる。
そのため、壁一か所ずつ、現物合わせで板を微妙にサイズ調整しながら柱と柱の間ぴったりに埋めました。こんな手間なことやってると、シーラー塗り付けるのとどっちが手間が少ないかよく解らない事になってきます。
それでも、石膏ボードの裏の下地にビスを打ち込んでがっちり固定しましたので、わずかながら耐震性にも寄与するというおまけはつきました。
ベニヤ板には当初、自分でペンキを塗るつもりでいたのですが、板貼で力尽きて、いつも外壁塗装をお願いしている職人さんに漆喰風ペンキを塗ってもらいました。さすがプロの仕上がりで、これはこれでとてもよかったと思います。
荒れ果てた傷だらけの柱はランダムサンダーで80番とか120番くらいのやすりで表面を均してから240番で磨き、水性ステイン系塗料でこげ茶に塗りました。
そうそう、忘れていましたが、汚い造りタンスが壁面に作られていたのですが、扉の和紙も無残な感じになっていて、私自身がもしこの家に住んだとして、この箪笥に自分の服を入れたいかと考えれば「嫌だなあ」という感じでしたので、取り壊しました。
しかし、壊し始めると、なかなかに昔の大工さんの造形の素晴らしさが見えてきて、単に「汚ねえタンス」という思いから、作った方への敬意みたいなのも芽生えてきましたので、手を合わせながら解体させていただきました。
造りダンスの解体撤去後は床面部分に合板を貼って人が乗っても抜けないように補強し、ホームセンターで現品処分になっていたクローゼットドアを取り付けました。しかし、現品処分品で色がナチュラル色だったので、こげ茶の柱から浮いてしまい、部屋の雰囲気を損ねてしまいます。
そこでdc-fixというドイツのカッティングシートで木目のオークこげ茶を貼りました。このdc-fixは、ときどきDIY系大家さんブログでも紹介されていますが、国産の有名どころの物よりかなり安く、品質は安物のカッティングシートの安っぽさを感じさせない、高級感ある質感で私もお気に入りです。
これらの結果、なかなか素敵な和モダンの和室に仕上がりました。本当は金と体力に余力があれば、床をフローリングに換えたかったのですが、現実的判断にて畳の表替えで済ませました。
さてさて、まだまだ続きそうですが、長くなるので今日はこんなところで。